
本日は某スタジオにてパンフレット撮影をしてまいりました。
演出は特にする事もなく、コーヒーばかり飲んでました。
ほんとにする事ないんです、これが。
まぁたまに、髪型や衣裳の事聞かれますが…。
気がつくと、どんどん撮影が進みます。
撮影慣れしているメンバーもいれば、そうでないメンバーもいたり。いなかったり。
現場は和やかなムードで進み、全身撮影のあとは、キッチンスタジオに移動し、全員で『トライフル』と云う名のケーキを造りました!
出来上がったケーキをみんなで食べ、佐野さんあたりは若干胸焼け。
若い女子部の食に対する意欲には羨望の眼差しで見ておりました。
小田井さんはムービー撮りまくるし。
秋枝は裏で俺にしかわからないような下ネタ連発してるし。
ここは猫☆魂の現場じゃないですから!
そしてふと気がつくと、今日は何もしてませんでした!
コーヒー10杯以上飲みました!
以上!
写真は秋枝。
上から撮っても秋枝w
ウチの核爆弾が稽古場ではじけております!
その名も
『トライフル』
です!
新宿スペースゼロでやります。。。
でかいです。
でも、でかさに負けず頑張ります!
先輩方のお兄さん達や、妹分的な若い子達とともに1ヶ月稽古頑張ります!!
先ほど、脚本決定稿も送りました。
明日から稽古だ。楽しみな現場です!
公式ブログもありますので、宜しくです!
本日より、一般のチケットも発売されました。
皆様、心より、お待ちしてます!
以下、詳細です!
『トライフル』
日程:2008年2月6日(水)~2月10日(日)
劇場:全労済ホール/スペース・ゼロ(新宿)
原案:ツインビート
演出・脚色:西永貴文(猫☆魂)
出演:佐野瑞樹/小田井涼平/橋本愛奈(THE ポッシボー)/
いくっち(キャナァーリ倶楽部)/ピーチ/
井澤崇行(猫☆魂)/秋枝直樹(猫☆魂)/朽木正伸(劇団虎のこ)/平山仁/
石倉良笙(ACファクトリー)
公演タイムテーブル:
2/6(水)19:00開演
2/7(木)19:00開演
2/8(金)19:00開演
2/9(土)13:00開演/18:00開演
2/10(日)12:00開演/17:00開演
※ロビー開場は開演の1時間前、客席開場は開演の30分前
※平日公演の19時からの回の終演後に、
ミニアフタートークショーあり!
2月6日(水)・・石倉良笙さん(司会)×佐野瑞樹さん+他数名
2月7日(木)・・石倉良笙さん(司会)×橋本愛奈さん・いくっちさん・ピーチさん+他数名
2月8日(金)・・石倉良笙さん(司会)×小田井涼平さん+他数名
ご参加されるお客様は舞台の終演後、そのままご自分のお席にてお待ちください。
チケット料金:4,800円(全席指定・税込)
チケット前売開始:2008年1月13日(日)10:00より販売開始
プレイガイド:
電子チケットぴあ 0570-02-9999
0570-02-9966(Pコード:382-523)
ローソンチケット 0570-000-407
0570-084-003 (Lコード:37789)
イープラス http://eee.eplus.co.jp
スペース・ゼロ・チケットデスク https://www.spacezero.co.jp/ticket/index.html
※0575から始まるダイヤルはNTTナビシステムです。
※PHS・一部携帯からのご利用が頂けませんのでご了承ください。
主催・制作:ツインビート
制作協力:オデッセー
提携:全労済ホール/スペース・ゼロ
チケットに関する問い合わせ:オデッセー 03-3560-3930(平日11:00~18:00)
<あらすじ>
フランスで修行し、数々の賞を受賞した天才パティシエが、
日本に帰ってくることになった。
しかし彼は、ケーキのこと以外には無知な、ちょっと変わった男だった・・・。
そんなパティシエと、これまたくせのあるお客様達が織りなすドタバタコメディ!

時の速さに驚く間もなく、金沢から帰ってきてすでに6日くらい経っていた。
今年の仕事始めは、舞台『トライフル』である。
2月6日~10日、新宿スペースゼロです。
今回は原作があるため、脚色と演出の担当。
1月7日。
稽古に入る前に、親睦を深めるため3日間のワークショップをした。
ワークショップってのは、体を使ったゲームをしたり、エチュードと呼ばれる即興芝居をやったり…、スパイゲームで人間不信になったり。。。
今回はジャニーズの佐野瑞樹さんが座長って感じで、みんなを引っ張ってくれています。
猫☆魂からは井澤と秋枝が出ます。
共演者は、仮面ライダーをやってたりしている小田井さん。
ACファクトリーの石倉さん。
劇団虎の子の朽木さん。
東京出てきて3ヶ月の平山君。
女優陣は、ハロプロ系(今はナイスガールプロジェクトらしい)の3人です。
THE ポッシボーの橋本さん。
キャナーリ倶楽部のいくっちさん。
時東あみメガネっ子妹分コンテスト出身のピーチさん。
もう女性陣が若い!
このメンバーをどう構成するか。わたくり、しゃかりきに頑張ります。
この3日間で、皆さんかなり結束力が固まったので、無駄な心配はいらないかな。
女優陣、ハシモン(橋本さん)は中学生。いくっちは高校生。
稽古はどうなるんでしょう?
ワークショップ後は、男性メンバーで飲み屋へ。
写真は右から、俺、石倉さん、制作さんでした。
そして、
本日、秋葉原の石丸電気イベントスペースにて、女優陣が出ている『つんくシアター』なるものを観に行く。
そう。つんくさんのシアターなのである。
いや、正確には、つんくさんの事務所の、若い女の子達がいっぱいでる舞台ですな。
1部が芝居で、2部が歌。
橋本さんが主演でありました。
驚いたのが、演出が温泉きのこの大堀さんでしたw。
女優陣の頑張りに、お父さんみたいな気持ちで見守る。
また、秋葉原のお客さんの熱気に圧倒される。あれはファン付きますね。
終わり頃には、こっちもおっさんの雄叫びをあげてましたw。
終演後、楽屋挨拶。
演出の大堀さんと色々お話。
ハシモン、いくっち、ピーチにも、ねぎらいの言葉をかけ、秋葉原を後にする。
ファンの皆様の期待を裏切らないよう、1ヶ月間気合いを入れて稽古したいと心に誓う。
あんなに真剣なファンが付いてるんだし!
外に出ると鬼のように寒かったが、秋葉原のお客様は暖かった…。
さて、女優陣の演技が見れた所で、『トライフル』の脚本にメスを入れます。



もう正月気分もすっかり過ぎてしまったが、ここまで来たら、金沢編を完結させなければと思い、記憶の扉を開く。
金沢3日目にして、ようやくゆっくり眠れた。
15:00 起床
遅めのランチを友人kayoちゃんと取り、その足で『21世紀美術館』へ行く。
金沢にあるその美術館は、未だに行った事がなく、噂しか聞いてなかった。
円形でガラス張り。めちゃくちゃオシャレな感じ。
たまたまやっていた展覧会は、『荒野のグラフィズム:粟津潔展』でした。
粟津さんって方は知らなかったですが、ホントキ○ガイなんじゃないかってくらい(褒め言葉です)、感覚がずば抜けて良くて。
印鑑と地図と阿部定と…、なんか色々mixして。(全く伝わってない!)
とにかく格好良くて。見入ってました。
あと、写真にもあるんですが、プールの中に入れます。
これは行った人にしかわからないと思いますが、行ったら是非プールに入ってください。楽しいです!
20:00 アンゲルス事務所へ。
美術館探索を終え、僕が金沢時代に所属していた劇団アンゲルスに新年のご挨拶へ。
演出家の岡井さんは全く変わってなくて元気でした。もう60歳ぐらいになるのでは??
アンゲルスは10年目にして、金沢市内の某所に事務所とスタジオを構えてました。
またそのスタジオの素晴らしい事!
感動しました。
この日は、事務所で過去の公演のビデオを見る。
劇団本谷有希子の本谷や、声優の能登麻美子、俳優座の森尾舞など、今は名前を馳せるみんなと金沢で一緒にやっていた。
懐かしい時を過ごす。
22:00 POLE POLE
夜はまたPOLE POLEに来る。
マスターがウチにホームステイしている子を連れてきて欲しいと言っていたので、その子を連れていく。
『ゲルダ』という、インドネシア生まれの20歳の女の子。
オーストラリアの大学に行ってて、夏休みで(南半休だから)こっちに語学勉強のため来ているのである。
またPOLE POLEのマスターがインドネシア大好きで、(50回くらい行っているw)、是非会いたいからと。
なんでも金沢とインドネシアの友好協会副理事長であるという。
約束を守り、連れていくと、マスターのテンションが俄然上がっていた。
英語や日本語を交え、色々コミュニケーションをとる。
一つ勉強になったのは、インドネシアにはスカルノ大統領ってのがいて、こっちでは第3夫人のデビィ夫人が有名であるが、インドネシア人はデビィ夫人を知らないのである。へー。
この夜は、高校時代の親友・要と、kayoちゃんが合流。
3時くらいまで飲む。
何故か同じ店にkayoちゃんの弟もいて、帰りに送ってもらう。
そんなこんなで3日目終了。
4日目はアンゲルスのミレイと共に金沢探索。
ミレイとは、彼女が小学5年の時から一緒にいるが、今はもう20歳の立派な女性だ。
この日は、海に行こうと日本海を見にプライベートビーチ的な場所に出向き、夜は夜景を見るぞと、夜景が一望できる卯辰山に行く。
その後は、一度解散。親戚の家に挨拶に行き、何故かまたミレイの店まで戻り、何故か猫☆魂のDVD鑑賞会。
vol.9『Electrical Love Parade』と、vol.11『グロッソラリア』を見る。
懐かしいのもあるが、反省点がたくさんあった。
そして4日目も終わり、5日目早朝に金沢を後にする。
もはや10日ぐらい経っているので、記憶がおぼろげであったが、楽しかったのは確かだ。
次はいつ帰れるのかな? と思いながら、今年1年を過ごす事にしよう。

中学時代の同窓会は去年に続いて2回目である。
去年のあまりにも楽しい『再会』が忘れられず、今年も東京から戻って参りました!
昼間友人と『金沢の原宿』に行っていたため遅れて参加。
この『遅れて参加』ってやつは、去年もそうだったけど、「あいつ誰だ?」的な空気を一気に浴びるのである。
ましてや同窓会なら尚更である。
取りあえず友人ぐっさんを電話で店の前に呼び出し、中に入る。
ぐっさんの
「西永来たよー!!!」
のかけ声で、その場にいた総勢40人弱の同級生がいっせいに振り向く。
わーわーわー。…恥ずかしいわ!
去年会っていた人達は、俺の変貌ぶりに納得いっているのだが、問題は去年いなかった人達だ。
こちらから「西永です」と言わないと気づいてもらえない…。
たしかに中学時代の俺は身長が、1年の頃145cmくらいで、背順では一番前、3年で165cm、高校で10cm伸びたのである。
バスケットをやってたおかげかどうかはわからないが、伸びたのである。背が。
見た目の変化はこれに付け加え、長い髪にヒゲを蓄え、ヒョロイ体型、もうほんとに「あいつは誰だ!!」 となるのです。
俺も思うよ。「俺は誰なんだ!!」って(哲学的に)。
でも、まぁ、話せばすぐ思い出してくれるのだが、厄介なのは1回もクラスが一緒にならなかった人達だ。
こっちもよく知らないし、共通の話題が皆無だし。
近況を話す事になるんだけど…。
舞台やったり脚本やったりって、わからないよね。何してんだか。
幸い、数年前に地元の雑誌に何回か載っていたので、話が早い。
仲の良かった奴らとは昔を思い出すくらい、バカ話を堪能。
小学時代、中学時代のバカ話。
なんとも言えない懐かしさがそこにはあった。
見た目は全員30のおっさんなのに、心は15歳に戻る事ができる。
1次会では全員とは話せず、2次会でまた違う人達と話す。
仕事がら芸能人と会う機会は普通の職業の人達よりはあるかもしれないが、一番聞かれるのが『芸能界の裏話』であった。
知らんわ!
梨元さんじゃないんだから、ねー?
なんか知ってる限りのネタを話してみました。
あと楽しかったのは、当時のマドンナ的存在だった女の子が、大人になってた事。
いやー、当時は話もできなかったマドンナと普通に話せるんだもんなー。
時間ってのは色んなものを変化させてくれます。
結局3次会まで行き(去年は2次会のみ)、解散!
といきたかったが、酔っ払いUにからまれ、4次会に行きそうになる。
もう、このUがヒっドいベロンベロンで、自分の言っていることを理解してない。
当時から絡みにくい感じだったが、大人になっても代わってない…。
何故か町に向かう口癖が「俺だぞ?!」だった。
もうね。大変!
結局、4次会は未遂に終わり、家路に着く。
昨日からまったく寝てないもんだから、バタンキュー…。
02:00 帰宅
次の日は昼からまた会うのだが、これもまた後日。
(2日目後半終了)
写真は左から番匠、俺、えっちゃん、端さん。



金沢帰省初日から楽しい夜を過ごすことができ、朝マックならぬ朝餃子をへて、家路に向かう。
朝餃子て…。
家に帰る前に近所にある出雲神社に行って参拝。
振り向くと、虹が浮かんでいた。
何か金沢が僕を歓迎してくれたような。そんな映画みたいな事は決してないが、そう勘違いさせてくれるような光景に感動していた。
虹なんて見たのは何年振りだろう…?
参拝も済ませ(約15秒)、さて帰ろうかという所に、偶然にも近所に住む親戚の叔父さんに出くわす。
「こんにちは~」
と声をかけるも朝早くから参拝している酒と餃子の臭いを漂わせる男に目も合わせてくれず、ってか俺なら確実に無視だし。不審者と思わせる前にすかさず
「貴文です」
と下の名前を言う。
「貴文…の顔かえ?」
ちょっとしたオレオレ詐欺に近い感じだったが、半ば強引に認めてもらう。
貴文なんだと。
昨夜東京に着いたのだと…。
叔父さんと別れやっとこさ実家に戻り、家族に先ほどのオレオレ詐欺未遂事件を報告すると、
「せっかくやし、挨拶行くまっし」
という流れ…。
近所の親戚の家に年始の挨拶。
おー、そう来たか…。眠らせないねー。
10:00 西永家本家
ってか、寝てない朝帰りのテンションで、7~8年振りの里帰り。
『酒と餃子と甥っ子達』
どんなだ…。
いやしかし、甥っ子姪っ子の成長速度に驚く。
もう20歳になってる子もいたり。
西永家のいとこの中では、自分が最年少と言うこともあるんだけど、にしてもである。
こんな微妙な年齢のおっさんは誰だ?みたいな雰囲気の中、いとこと話をする。
8年振りだってさ。会うの。
何故かファミコンがあり、そのカセットを見ると、見たことが無いタイトル。
『1050』
みたいな名前。
香港土産のそれは、1050のソフトが入っているらしい。
多いよ!!!
どんだけやれるんだよ香港。
100でも多いくらいなのに。1000て。
1050もソフトあるの? しかも許可取ってないでしょ!
逆に興味だわ、それ。
なんかテトリスっぽいのやってましたね。みんな。
まぁ、さすがに意識と睡眠欲との戦いが脳内で繰り広げられており、1時間でギブアップ気味に親戚の家を後にする。
レフリー役の母にタップしましたよ。「ギブ」って。
甥っ子姪っ子達にお年玉をあげられなかったのは、POLE POLEマスターのカシスマジックという事にしておこう…。
来年こそはと心に決めて、やっとベッドへ…。
11:00 就寝
14:30 起床
早いわ!!!
4日は昼から友人miyaと金沢ぶらり旅の予定が入っていたので強引に体をたたき起こす。
つっても、車が無く、どこにも行けない二人は金沢の原宿『竪町』へ。
15:00 金沢市内
尾山神社という金沢では有名な神社にお参りし(本日神社2度目…)、お茶して、お店回って、なんだかんだ3時間ぐらいで金沢の原宿を見終わる。
原宿小っちゃ。
まぁ、『金沢の』ですから。
でも金沢に109があるんです。珍しいけど。金沢の香林坊109は僕が小学生の頃からあったなー。渋谷のとまったく同じ形で。
竪町も見尽くして、金沢のビレッジバンガードでぶらぶら。これ確実に東京でできる事を金沢でしてるのが、逆に面白くもあり。
miyaと別れ、今回の帰省のメインイベントでもある、中学の同窓会へ向かう。
金沢に着いてまだ24時間経っていないのだが、なんかすでに3日くらいいる感覚である。
この夜も眠らせてくれない町『金沢』、というか眠れない男『西永』は、記憶を無くすのであろう…。
この日の金沢の空は青かった…。
(2日目前半終了)

1月3日から地元金沢に帰っていた。
4泊5日の帰省初日。昼過ぎに軽い荷物で東京を発つ。
約1年振りのここは何も変わってないと思いたいが、やはりそれなりに変化を遂げていた。
20:20 金沢駅着。
駅の中からすでにホテルができてたり(西口)、去年気付かなかった東口の巨大オブジェに口をあんぐりしたり。
そのオブジェってのは地元の建築家が金沢らしさを追求したのか、高さ10メートルくらいのバカでかい鼓の型をしていた。
「え? 宗教?」
と思われても不思議じゃなかった。現にうちの母が何度もその言葉を発していたし…。
1年振りの我が家は全く変わりはなく。金沢に着いて15分ほどで、この町唯一の繁華街・片町に繰り出す。
21:00 金沢市片町
今夜のメンツは写真の下左から岡田さん、俺、カヨちゃん。上左からウイチ、ミレイ。
いきなりのトップギアで女子部にびっくりされるも、『羽根を伸ばす』とはまさにこの事の如く、羽ばたく。
普段はどれだけ羽根を折りたたんでいたのかわからないが、それはもうブァッサブァッサと羽ばたきまくる。
「楽しい」
その瞬間瞬間はたしかにそう感じていた、と思う。
しこたまビールビール…。
つーか、1件目のモツ鍋屋はともかく、2件目に行ったミレイのBAR~3件目のPOLE
POLE(大学時代からのいきつけ)の記憶は途切れ途切れで、朝8時に行った餃子の王将に関しては、次の日ニンニク臭いと言われて初めて餃子を食べた事を思い出したくらいだ。
POLE POLEは金沢に帰る度に毎日の様に顔を出す店で、ここのマスターはいつも帰ってきた僕を親父の如く受け入れてくれる。
『西永スペシャル』という名のカクテル(超濃いめのカシスウーロン)が何も言わず出てくる。
そんな女子大生の飲むような酒では、好きな女も口説けないと、いつもマスターに言われ続けるが、それでも原液4割ぐらいのそれを出すのはやつのサービスなのか嫌がらせなのか…。
カシスリキュールを1本開けるのは、去年に続き2度目で、その時も在庫が無いと言われ、泣く泣く抹茶リキュールにシフトチェンジしていった。
『正月は西永のためにカシスを大量発注しなければ』という去年の約束は今年も実らず、来年への持ち越しになった…。
にしても自分の記憶力の無さに恐怖すら覚える。
僕の頭の中の消しゴムは何個あんだ?ってくらいに…。
覚えて、ない、事が多い。
暴れたとか、女の子にちょっかいを出したとかではない。
ただ単純に話した内容が『無い』。その塊が『無い』。
後日会って話していくうちにやんわりと出てはくるが…。
しょうがないっじゃん!!
って事で締めくくる。
いや実際は覚えてるんですよ? あいつと飲むと覚えてねえからやめようぜ的な事にならないでね。
まぁ、とにかく、帰省初日にふさわしい飲みだった事は変わりない。
楽しい仲間との会話は、それはもう新鮮で、東京では味わえないと言うか、また違った、格別な気持ちであった。
4泊5日の物語はこんな感じで幕を開けた。
10:00 西永家帰宅
が、まだ金沢は眠らせてくれなかった…。
(1日目終了)