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アンラッキー・デイズ
『アンラッキーな日々はラッキーな日を創る大きな前ふりである』(J.B.キング)
DATE: 2010/07/08(木)   CATEGORY: 日記
七夕の夜は、シトシトと雨に濡れる。
昨日は七夕だったのだな。
短冊に願いはかけず。
雨で星も見られず。
二人は出会えたのかな……?
悲しい七夕だったな。


さて、ブログ更新を怠っている。
なんかばーたばーたしているのだ。
暇を見つけては頑張ります。


そんな中、最近読んだ本なぞ紹介してみる。
読み終えた順に。。。
最初の一冊。

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『光媒の花』道尾秀介


はい。今作で、祝!山本周五郎賞受賞!!
でもって、今作で直木賞候補! 是非取ってもらいたい!!

もう。素晴らしすぎです。
6つのオムニバス作品ですが、そこは道尾秀介色に染め上げられ。単なるオムニバスで終わらない。
とても綺麗な綺麗な文章で、描写が繊細で。
とある章での、性描写に驚愕しました。
未だかつて、こんなに綺麗な性表現を見たことがなかった。
性描写だけじゃなく、物語全体に漂う物悲しさや儚さ。
久しぶりに感動し、読み終えた後、えも言われぬ気持ちになり、放心する。

この作品はとにかく読んでほしい。

今最もお勧めのフェイバリットライターです。

木村拓哉主演の月9のドラマ『月の恋人』も、原作が道尾秀介さん。
それだけで、ついついドラマを見ていた。

また、ただいま公演中の舞台、ナイロン100℃『二番目、或いは三番目』の公演パンフレットにて、KERAさんと道尾秀介さんの対談が載っているのだとか。
絶対見たい。



で、次の一冊。

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『八日目の蝉』角田光代

ようやくです。いまさらながら読みました。
すでにドラマ化されていますが、そちらは見れなかった。
爆笑問題の太田さんが
「最後の数ページ、震えが止まらなかった」
「世界一の小説」
「名文だらけ。これぞ小説。今後出てくる小説家にはこの本を教科書にしてほしいくらい」
など、とにかく大絶賛していて。

また、本好きな友人・Oさんに「是非に!」と進められた作品。(過去に京極夏彦シリーズを進められるなど、その目に外れの無い友人)

なもんで、ようやく読み終える。

なるほど、確かに。
加害者の気持ちが痛く分かり、感情移入してしまう。わかる。わかるよ。
なんとも言われない読後感になった。
あの終わり方……。
男性が読むのと、女性が読むのではまた印象が全然違うのだろう。
読み終えた周りの人がことごとく絶賛している。
是非、皆さんも見てみてもらいたい!



最後にもう二冊。

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『背の眼』上・下 道尾秀介


すいません。またもや道尾秀介氏。
これは、デビュー作でもあり、第5回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞した作品。

さらに、道尾というホラー作家が登場し、真備(マキビ)という探偵とともに事件を解決する『真備シリーズ』の第一作。
選考において、「京極夏彦氏の某人気シリーズの影響がある」と言われている。
確かにわからないでもないが、前半の、第一章を読み終える段階で既に心を鷲掴みにされていた。
ホラーということもあり、途中ドキドキしながら、読み進める。
ドキドキしながら、読んでいると、耳元で蚊が「ブーン」と通過し、滅茶苦茶驚いたり……、
携帯の鳴るシーンで実際に自分の携帯が鳴りドキリとしたり。
まあ、とにもかくにも、楽しませてもらいました。

伏線の散りばめ方、風呂敷の広げ方、それを見事に最後に回収していく感覚。
デビュー作にて、この完成度は凄いと思った。
『10年経っても芽が出なかったら諦めよう』と決めていた作者が、10年目に書き上げた初めての長編作品。だそうだ。
素晴らしい。
お勧め作品であるのは言うまでも無い。

以前書いた『向日葵の咲かない夏』の感想はこちらです。

どちらもお勧めです。


さて、本の虫が続いている。
家に未読の本が山積みなのだ。


私も戯曲書かなきゃなのだった。

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