
彼は起きている。
いや、よく見てほしい。
彼は嘘をついている。
彼は寝ている。
彼は嘘。
寝ているのに『目』なんか書いて、起きたふりをしている。
ひどい嘘つきだ。
彼は嘘をつきたかったのか?
ひょっとしたら何者かによって、嘘をつかされているのでは?
本当に起きていたかったのか?
ひょっとしたら寝ていたかったのでは?
そんな彼とは今毎日顔を合わしている。
この時どういう気持ちだったのか、今度聞いてみよう。
さて、
嘘をついた事がない人など果たしているのだろうか?
この世は嘘に満ち溢れている。
嘘は本当で、本当は嘘。
嘘の嘘は本当で、本当の本当は嘘。
嘘は良くない事で、
ただその嘘は、誰かを庇うための嘘であり、
幸せを保つための嘘なのか。
幸せってなんなんだろう。
嘘ってなんなんだろう。
私は何を隠そうというのだろう。
嘘は誰を幸せにするのだろう。
嘘をついた本人か。
嘘をつかれた当人か。
嘘は本当で、本当は嘘。
本当の事って言ってしまう嘘。
それは本当の事でもあり、嘘でもある。
なんか、
嘘って、
ややっこしっ!
そして、
嘘ってお題は、
難っし!!
そして、今、7の椅子で『嘘』がテーマの舞台をやっている。
嘘は面白いのだ。
みんな観に来たらいいのだ!